2021/02/02

コーヒーを飲むと舌がピリピリする3つの理由

「 コーヒーは好きだけれど、なんかピリピリするのは気のせい?」

そんな風に感じていませんか?

 

嗜好品として多くの方に受け入れられているコーヒーはカフェや商談の場、徹夜作業のお供、知り合いとのお茶会の際によく出てきますよね。

飲むとピリピリするけれど、 飲まないといけないなって思って、手近にある砂糖やミルクを入れて誤魔化すように飲んでいく。

するとやってくるピリピリとした刺激

なんか、気分悪くなっちゃいますよね。


今回はそんな悩みを抱えている方が安心できるようにピリピリしてしまう理由について説明します。


コーヒーを飲むと舌がピリピリする3つの理由

 

1.コーヒーにカビが生えている

乾燥したコーヒーなのにカビるの?! って驚かれる方もいらっしゃると思います。

ええ、食品なのでカビます。

コーヒー豆にしかりインスタントコーヒーにしかり、保存状態が悪かったり、消費期限を大きく過ぎてしまっている場合には入り込んでしまったカビ菌が繁殖してしまいます。

インスタントコーヒーで起きているならば、まずは消費期限を確認しましょう。


もしもコーヒー豆のものでピリピリするならば、焙煎前の生豆の状態でカビ毒という症状に侵されている場合があります。

ブラジルコーヒーを統計したある研究機関のレポートによると、生豆の精製過程で90%がカビ毒に侵されて、コーヒー全般で見ていくと50%にカビが生えているそうです。

ちょっと信じがたい数値ですよね。

このカビ毒には「マイコトキシン」と呼ばれる成分があります。

マイコトキシンは生理的・病理的障害を与える成分でして、体内に入ると脳が炎症を起こします。

その結果、集中力や思考力が低下し、倦怠感が起こってしまいます。

 

 集中したい、楽しみたい。そんな思いでコーヒーを飲んでいるのに全く真逆の効果になったら元も子もありませんね。


なお日本に輸入されるコーヒー豆はカビ毒に侵されていないものが多いですが、出来るならば信頼できるお店で買った方が間違いありません。

特に自家焙煎工房ならば、コーヒー豆の焙煎前にハンドピックと呼ばれる、傷んだ豆を取り除く作業をしてから焙煎を行うので、体に優しいコーヒーを飲むことが出来ます。


2.コーヒー豆の鮮度・焙煎技術が低いか、新鮮で焙煎直後のもの

舌がピリピリとした食感になるのは、コーヒー豆の鮮度や焙煎技術が低いか、新鮮で焙煎直後でもなります。

矛盾しているように思えますね。

でも、実際そうなのです。

 

まず鮮度・焙煎技術が低い方から説明します。

コーヒー豆は生豆の状態ならば約1年、焙煎後の状態ならば2週間ほどの消費期限を持ちます。

とはいえ、やっぱり食品です。

消費期限ぎりぎりになると味や香りが失われていき、えぐみが強く出てきます。

また焙煎技術が未熟な場合にも内部の芯までしっかりと焙煎できておらず、それがコーヒーの抽出の際にえぐみの味となって出てきます。

なるべくならば新鮮な豆で、適切な焙煎技術によって出来上がったコーヒー豆を購入するのをお勧めします。


次に新鮮で焙煎直後でもピリピリする理由について説明します。

先ほどの内容と矛盾しているように思えますが、これはコーヒー豆が持つガスが味となって表現されているのに起因します。

生豆を焙煎すると、おおよそ一週間にわたり内部のガスが放出されていきます。

焙煎直後だと豆の内部に残留するガスが多く、それが水に溶けだしてしまい、ピリピリとした刺激になります。

三日辺り過ぎるとガスがだいぶ落ち着くので、豆本来の輪郭が表に出てきます。

焙煎直後のコーヒーを買ってきたのならば、せめて三日はそのまま置いておいた方が、美味しく飲めます。


3.コーヒーアレルギー

最近、様々なアレルギーが出てきていますが、実はコーヒーにもアレルギー症状が出る場合があります。

コーヒーに含まれているカフェインによって体が異常に反応してしまい生じてしまいます。

カフェインは胃酸の分泌を促すので、過剰に分泌されてしまったら胃の粘膜を傷つけてしまいます。また、血管を収縮する働きもあるため、頭痛が起きるケースもあります。


仮にコーヒーにミルクや砂糖を加えて飲んでいても、摂取する成分には変わりありませんので症状が起きてしまいます。


もしコーヒーアレルギーを持っているならば、体をいたわってコーヒーの接種を控えるか、カフェインレスコーヒーに切り替えると良いです。


4.最後に

今回はコーヒーを飲むと舌がピリピリする理由について紹介しました。

コーヒー豆しかりインスタントコーヒーしかり、コーヒーは食品なので保存場所に気を使いながら消費期限内に呑んだ方が良いです。

コーヒー豆は生豆の段階でカビ毒に侵されている場合がありますので、可能ならば自家焙煎工房のように使ってはいけないコーヒー豆を取り除いてくれる、信頼できるお店で買うのが一番です。

またコーヒーアレルギーがあるため、「もしかしたらコーヒーアレルギーかもしれない」って思われた方は病院で医師の診断を受けてみるか、コーヒーを摂取しない・カフェインレスコーヒーに切り替えるなどを検討したほうが良いです。


美味しいはずのコーヒーがピリピリしてしまったら、それだけでテンションが落ちますね。

楽しい生活を送る為に、正しいコーヒーライフを見つけましょう。


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