こんにちは、Akira(Type-EDGE)です。
あなたが利用しているパソコンの動作が、急に遅くなった気がしませんか?
私達は日常におけるパソコンの利用において、OSのアップデートやファイルの保存・起動、新しいアプリケーションをインストールしたなど、様々な負荷をかけています。
こうした負荷をかけていて遅くなったのならば、正常です。
では、何もやっていないのに、急に遅くなってしまったら?
これは、もしかするとパソコンのデータを記憶している装置に異常があるかもしれません。
今回は、パソコンのデータを記憶しているHDD/SSDの状態をパーティション管理ソフトにてチェックする方法について紹介します。
私たちが病気になった時に医者の診断を受けるように、パソコンにだって診断が必要な時があります。
そして、パソコンの医者になれるのは、あなただけです。
それでは、さっそく行ってみましょうッ!
さらばCHKDSK サーフィステストによる不良セクタ検出をMiniTool Partition Wizardで実施!
Akira(Type-EDGE)がたどり着いた結論
- データの読み書きを行うと、ディスク障害が生じる場合がある。
- ディスクの異常チェックはWindows標準コマンドであるCHKDSKでも可能。だがコマンドを知らないと使えない。
- パーティション管理ソフト MiniTool Partition Wizardならば専門知識不要。簡単にHDD/SSDの障害検出と修復ができる。
- 異常を取り除いても不安ならば、HDD/SSDを交換やデータバックアップを視野に入れよう。
ディスク障害の基礎知識
パソコンで使用する様々なデータを保存しているディスクにおいて生じる障害は、大きく「論理障害」と「物理障害」に分けられています。
論理障害とは?
論理障害とは、ディスクドライブに保存しているデータまたはファイルシステムに不具合がある為に生じています。
パソコンはデータを保存する為に、ファイルシステムという方法を用いてデータの入出力を行っています。
「データをマイドキュメントに保存する 」や「デスクトップにあるファイルを呼び出す」という動作は、ファイルシステムが記憶装置内にあるマイドキュメントやデスクトップのファイルを認識しているから、私たちが意図した通りに動いています。
OSが起動していると、データやファイルシステムが破損してしまう場合があります。
破損してしまうと、これまでのようにデータの読み書きが順調に行われなくなり、遅延が生じたり、場合によっては起動障害が生じていしまいます。
物理障害とは?
物理障害とは、記憶装置であるHDD/SSD自体の故障です。
HDDやSSDは機械であり、消耗品です。使い続ければ必ず壊れていしまいます。
記憶装置が壊れてしまうと、本来書き込まれるはずだった場所に書き込まれなくなったり(セクタ不良)、読み書きそのものが行えなくなります。
こちらも論理障害同様に、遅延や起動障害へと発展していきます。
ちなみにHDDやSSDについて詳しく知らない方は、以下の記事で簡単に説明していますので、参考までにどうぞ!
Windows標準コマンドによるディスク障害の解決方法
ディスク障害の診断を行う方法として、Windows OSであれば、CHKDSKというコマンドが用意されています。
コマンドプロンプトを起動して、"CHKDSK -f"または"CHKDSK -r"と入力するだけで、ディスク障害を確認したり、修復できたりします。
コマンドにおいて使用するオプションの役割は次の通りです。
CHKDSK -f
ディスク内の障害を検出して修復を行う- CHKDSK -r
ディスク内の障害を検出して修復を行いつつ、不良セクタを特定し、可能な限り読み出しを行い回復する。"CHKDSK -f -r"と記載しなくても、-fの役割を担っている
しかし、正直に言ってしまうと、こういったコマンド操作を使える方って、限られていますよね。
この記事を読んでくださっている大多数の方から、「モノクロ画面にコマンドをチマチマ打ち込む時代じゃねぇよ!」という声が聞こえてきています。
安心してください。もっと簡単な方法を見つけました。
パーティション管理ソフトであるMiniTool Partition Wizardならば、クリックするだけでディスク障害が修復できるんです。
MiniTool Partition Wizardによるディスク障害の解決方法
ソフトウェアのダウンロード先
以下の公式サイトからダウンロードして、インストールしてください。
ディスク障害のチェックと修復
MiniTool Partition Wizardを起動して下さい。
設定する項目は、対象となる記憶装置を選ぶだけです。
対象となる記憶装置を選び終えたら、サイドバーにある「サーフェステスト」を選択してください。
今すぐ実行をクリックすると、サーフェスチェックが開始し、ボタン下にあるプログレスバーが一つずつ進んでいきます。
サーフェステストが終わるとメッセージボックスが出てきます。
プログレスバーがオールグリーンなので、私のSSDにはエラーがありませんでした。可視化すると、安心しますね。
ちょっぴり不安ならば、SSDへの換装やデータのバックアップを検討しよう
ディスク障害を回復したとしても不安な場合には、記憶装置であるHDD/SSDの交換をお勧めします。
パソコンの中にある現在のデータを新しい記憶装置に乗せ換える方法を、クローンと言います。
現在の記憶装置のクローンを作り、それを新しい記憶装置へ書き込むことで、今と同じ環境を保持したまま部品交換ができます。
今回、紹介したMiniTool Partition Wizardでは、有償版になりますがクローンに対応しています。
SSDに換装する際の注意点については、別の記事で紹介しているので、こちらを参照してください。
「パソコンを分解するのはちょっと・・・・・・」という場合には、データのバックアップをとるという選択肢もあります。
バックアップであればUSBに機器を接続して、バックアップソフトを動かせば完了します。
私の場合、256GBのシステムバックアップを取ってみたところ、15分で終わりました。
バックアップに関しては、こちらを参照してください。
バックアップを選んだ場合、SSDに換装する際に生じうるパソコンを壊すリスクを回避できます。
しかし、現在の記憶装置を使い続けるという選択は、記憶装置そのものが壊れた場合に復旧しなければならないリスクを背負うことになります。
どちらの選択を選ぶかは、あなた次第です。
さいごに
今回はパーティション管理ソフトMiniTool Partition Wizardによるディスク障害の対応方法について紹介しました。
ディスク障害は論理障害と物理障害があります。
論理障害はデータやそれを管理するファイルシステム自体に障害が起こった状態です。
物理障害は記憶装置であるHDD/SSD自体が故障してしまい、本来であれば保存されるべき場所にデータを保存できない状態です。
論理障害および物理障害のいずれもが、起動障害となりえるリスクがあります。
Windowsマシンであれば、標準コマンドであるCHKDSKによる検出・修復を行えます。
しかし、コマンド操作は一般的でないので、難しいと感じる方はパーティション管理ソフトを使用した方が良いです。
パーティション管理ソフトMiniTool Partition Wizardによるサーフェステストを紹介しました。
テスト対象とする記憶装置を選び、サーフェステストを実行するだけなので、とてもシンプルです。
テスト中はプログレスバーが進んでいき、それが一杯になるとテスト結果をメッセージボックスで表示してくれます。
今回の記事は如何だったでしょうか。
もし今回の記事が良かったと思った方や評価したいと思った方は、コメントを残して頂けると嬉しいです。
また、私はパソコン以外にも記事を書いていますので、そちらも読んでいただけると幸いです。
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