2023/05/26

ChatGPTをスプレッドシート連携して、GPT関数を使う方法

こんにちは、Akira(Type-EDGE)です。

 

あなたはChatGPTを使っていますか? 

私は無償期間のお試しで利用しています。

悩んでいる時や調べるのが面倒な時に、プロンプトを打ち込むだけでさっと答えを出してくれるのは、便利を通り越して心強ささえ感じさせてきます。

 

今回はChatGPTとGoogle スプレッドシートを連携する方法について紹介します。 

ChatGPTのWebUIを開かずに、スプレッドシート上でChatGPTからの回答を得れる環境を構築できれば、AIの利用のしやすさが格段に上がる事、間違いなしです。

 

それでは、さっそく行ってみましょうッ!

 

ChatGPTをスプレッドシート連携して、GPT関数を使う方法


ChatGPT側の操作

① ChatGPTのアカウント作成

スプレッドシートでChatGPTを利用するには、ChatGPTのアカウントを作成する必要があります。

以下のURLより新規にアカウントを作成してください。


ChatGPTは有料サービスですが、無料で5ドル分を6か月の間、利用することができます。

今回はそのお試し期間を利用して、スプレッドシートと連携するので、気に入ったのならば有料化を行うと良いです。

現在の使用量は、以下のURLより参照できます。


② ChatGPTのapi-keysを発行する 

ChatGPTとスプレッドシートを連携するには、ChatGPTのapi-keysを生成し、それをスプレッドシートに設定する必要があります。

そこで、まずはChatGPTのapi-keysを生成します。


OpenAIのプラットフォームにあるapi-keys情報を開きます。

 

API-Keysの項目に「Create new secret key」というボタンがありますので、そこをクリックします。

OpenAIプラットフォームでapi-keysを生成する

api-keyの名前を入力して、Create secret keyをクリックしてkeyを生成してください。

api-keyを生成するポップアップ画面

生成したapi-keyをメモ帳などにコピーして無くさないでください。

なお api-keyは他の人に知られてはいけないので、安易に表示しないようにして下さい。

api-keyを生成した状態

ChatGPT側で行う操作は以上なので、次にスプレッドシート側の準備を行います。


スプレッドシート側の操作

① アドオン「GPT For Google Sheets and Docs」を導入

Google スプレッドシートを開き、「拡張機能 ->アドオン -> アドオンを取得」を選択し、Google Workspace Marketplaceへ移動してください。

Googleスプレッドシートからアドオンを追加する
Google Workspace Marketplaceにて「ChatGPT」と検索すると、「GPT for Google Sheets and Docs」が出てきますので、このアドオンを追加します。

GPT for Google Sheets and Docsを選択する

アドオンを追加する際、権限の許可を求められますので、許可してください。

以下の画面が出たら、GPT for Google Sheets and Docsにインストールが完了した状態です。

GPT for Google Sheets and Docsをインストールした状態

追加したアドオンへChatGPTを利用できるように、api-keyを設定していきます。


② 拡張機能からChatGPTのapi-keyを設定する

GPT for Sheets and Docsを追加した後、Googleスプレッドシートへ戻ると、GPT for Sheets and Docsから「Welcome to GPT for Sheets!」というメッセージが届きます。

メッセージの中段に「Enter your OpenAI API key」という項目があるので、そこへメモ帳などにコピーしておいたapi-keyを設定して、Nextをクリックして下さい。

GPT for Sheets and Docsにapi-keyを設定する

これで、スプレッドシート上でChatGPTを利用できる環境が整いました。

長い設定、お疲れさまでした。

次は、スプレッドシートに関数を打ち込んで、ChatGPTの回答を取得しましょう。


スプレッドシート上でChatGPTを使うには?

スプレッドシートでChatGPTを利用する

スプレッドシート上でChatGPTを利用するにはGPT関数を入力します。

以下の関数をセルに打ち込んでください。

    =GPT("プロンプト")

回答が来るまで少し時間がかかります。

ちなみにスプレッドシートを開きなおすと、再びGPT関数が動き出し、ChatGPTから得た回答を表示する仕様のようです。

一度回答を得たら、テキストとして貼り付けて再読み込みがかからないようにした方が良いです。 


ちなみに、この章のアイキャッチ画像として、このブログについてChatGPTに紹介してもらいました。

凄い内容が書かれてしまっていますが、どうやら未来の様子を書き綴ってくれようです。

常に今現在の内容を書いてくれるわけではないので、注意して使用してくださいね。

 

さいごに

今回はChatGPTをスプレッドシートで使用する方法について紹介しました。

スプレッドシートでChatGPTを使用するには2つのステップを踏む必要があります。

 

最初にChatGPTのアカウントを作成し、api-keyを生成します。

ChatGPTは6か月間または5ドルまで無料で使用できます。

 

生成したapi-keyはGoogle スプレッドシートのアドオン「GPT for Google Sheets and Docs」に設定します。

スプレッドシートでChatGPTを利用するには、GPT関数を使用します。

GPT関数を使用すると、直ぐにローディングしてChatGPTの回答を表示してくれます。

ただし、スプレッドシートを再表示する度にChatGPTに接続して回答を求める為、回答を得たら、文字列として貼り付けるようにした方が良いです。

また回答は常に適切に出力してくれるとは限らない為、使用する際には自分が求める回答か確認する必要があります。

 

今回の記事は如何だったでしょうか。

もし今回の記事が良かったと思った方や評価したいと思った方は、コメントを残して頂けると嬉しいです。

また、私はパソコン以外にも記事を書いていますので、そちらも読んでいただけると幸いです。

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