2025/02/20

Raspberry pi 5を初めてインストールしてアップデートするまで

こんにちは、Akira(Type-EDGE)です。

あなたは、Raspberry piは使っていますか?

私は第2世代まで使って遊んでいました。当時は、手軽にLチカできるOSや超小型サーバといった認識です。Linuxの勉強もしていたので、Raspberry piは価格的にもサイズ的にも程よいツールでした。

それ以後、価格がどんどんと上がっていってしまい、コストとスペックが釣り合わなくなってしまったのを機に、忘れてしまいました。

そんなRaspberry piですが、先日Raspberry pi 5を購入して、セットアップしました。

というわけで、今回はRaspberry pi OSをインストールして、ssh接続するところまでを記事にします。

これからRaspberry piを始めようと思っている方、興味があるけれどまだ触れていない方の参考になれば幸いです。

それでは、行ってみましょうッ!

そもそもRaspberry piとは?

最初にRaspberry pi(ラズベリーパイ)について、さらっと概要を触れておきましょう。

Raspberry Pi(ラズベリーパイ)は、2012年にイギリスのRaspberry Pi財団によって開発された、名刺サイズくらいの小型コンピュータです。
当初は子どもたちにプログラミングを学ばせる教育用として作られましたが、その手軽さと汎用性から、今では世界中にユーザができて、様々なことに活用されています。

Raspberry Piの最大の特徴は、その小さなサイズにもかかわらず、通常のパソコンと同様に動作することです。
私たちがWindowsやMacOSを使っているのと同じように、Raspberry piではRaspberry pi OS等をインストールできます。
それにより、基本的なウェブブラウジングや文書作成はもちろん、映像再生やゲーム、さらにはIoTデバイスの開発まで、幅広い用途に対応できてしまいます。

Raspberry Pi の最大の特徴は、マザーボードにGPIO pinが立ち並んでいる点。
プログラムのコードを走らせるとInput/Outputを実施できるので、手軽にIoTデバイスの開発を行えます。OSを搭載できるのでサーバにもなります。

とはいえ、小型コンピューターなのでスペックはとても低いです。
最新のRaspberry piは相応のスペックを搭載しているように感じますが、周辺環境のスペックが高くなってしまっている現在では、相対的に低さを感じてしまいます。

しかし、人気が非常に高いので様々なアタッチメントが開発され、手軽に入手できます。それらを駆使すれば何か凄いものができるかもしれないと夢を持てるのが、Raspberry pi最大の魅力であると私は感じています。

Raspberry pi OSのインストール

Raspberry pi OSをインストールするには、MicroSDCardをパソコンに接続した状態で、以下のステップを実施します。

  1. イメージインストーラーを取得する。

    以下のサイトより、Raspberry pi Imagerを取得し、インストールする。
    https://www.raspberrypi.com/software/
  2. Raspberry pi Imagerを起動するとインストールするデバイスを求められるので、環境に合わせて設定します。

    私は以下のような感じにしました。
    Raspberry piデバイス:Raspberry pi 5
    OS:Raspberry pi OS(64-bit)
    ストレージ:インストールするドライブレター

  3. 初期設定を実施する

    ユーザ情報やパスワードを設定した後、OSメディアの作成の際に事前に設定できる項目を編集できます。
    sshやwi-fiの設定を済ませておくと、ssh接続等が簡単になるのでお勧めです。
     
  4. このまま進めるとRaspberry Pi OSのインストールが始まりますので終わるまで待ちましょう。

 Raspberry Piのアップデートとファイアウォール設定

インストールが完了したら、ssh接続出来れば良いですが、ipアドレスを確認する必要があります。

まずはRaspberry Piにログインして、ipアドレスを確認したらtera term等のツールを使って、ssh接続しましょう。

https://teratermproject.github.io/

ssh接続をしたら、まずはRaspberry Pi OSのアップデートをします。

sudo apt update && sudo apt upgrade -y

次にファイアウォールを設定します。

sudo apt install ufw


sudo ufw enable

sudo ufw allow ssh

ファイアウォールを通過できるようにsshを許可しておきます。

これで一通り初期設定は完了です。

最後に

今回はRaspberry Piのインストールからアップデートまでを実施しました。

Raspberry pi Imagerを使用すれば簡単に設定できる環境になっているので、大きな初期設定をせずに済む点が楽で良いですね。

アップデートやファイアウォールに関してもCLI経由で済みますので、新たにディスプレイ等を用意せずに済むので非常に手軽でした。

今度は開発環境の準備をしてみようと考えています。

もし今回の記事が良かったと思った方や評価したいと思った方は、コメントを残して頂けると嬉しいです。 

また、私はパソコン以外にも記事を書いていますので、そちらも読んでいただけると幸いです。




 


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