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2022/09/02

【WordPress】初心者がLocalでローカル環境を構築する方法

Localメイン画面

 こんにちは、Akira(@slide_japan)です。

最近、WordPressを使って、Web制作を行っています。


私がWebに初めて触れた頃、ホームページを作ろうとしたら「ホームページビルダー」を使用するのが一般的だったと覚えています。

当時は操作し辛いUIを屈指し、コーディングをゴリゴリ書いて作り上げていました。


だというのに、WordPressを使うとUIをマウスでぽちぽちしていれば、ほぼノーコーディングでWebサイトができてしまいます。

時代の流れは恐ろしいと感じさせられました。

 

今回はWordPressをローカル環境で構築する為の環境整備について紹介します。

では、さっそく行ってみましょうッ!

 

【WordPress】Localでローカル環境を構築する

WordPressに適したローカル環境について

WordPressを使えるローカル環境ですが、幾つか候補があります。

どの環境を選んでもメリット・デメリットがありますので、それらについて比較していきます。

  • Local(Local by flywheel)

    メリット

    ボタンクリックだけで完結する簡単仕様で、サイト名とユーザ名、パスワードを設定すればすぐにWordPressの環境が整います。

    ローカル環境を複数個、作成できますので、案件ごとに用意するといった使用方法もできます。

    デメリット

    インストールできる環境が厳しくて、インストールできるマシンとできないマシンが出てきます。

    ユーザ名が日本語だったり、ウィルス対策ソフトだったりが起因しているので、使用しようとしているマシンが対応している環境でなければなりません。

  • XAMANP/MAMP

    メリット

    環境に依存せずにローカル環境を構築でき、もしも環境構築の際に問題が起きた場合には、ネット上に情報が多くありますので検索をすると直ぐに解決できる場合が多いです。

    デメリット

    WordPressを別途、インストールする必要があるので手間がかかります。

    また複数の案件に対応する為には、個別に用意する必要が出てきます。

 

今回は手間がかからないLocal(Local by flywheel)について取り上げます。


WordPressの環境をLocalで構築するには?

Localのダウンロード先は以下のリンクからできますので、インストールを行ってください。


Localを起動したら、さっそくWordPressを使える環境を整えていきます。

 Localのメイン画面

「+」を押すと新規にサーバーを作成する画面へ移行すると、最初にサイト名の入力を求められます。

この名前がLocalに表示されますので、識別しやすい名前を設定してください。

 Localでサイト名を入力する

環境設定ですが、特別にカスタムする必要がありませんので、「Preferred」を選択して大丈夫です。

環境設定は初期値のまま

 ログイン情報となる、ユーザ名(ユーザID)とパスワードを入力してください。

ローカル環境なので、難しいパスワードを設定する必要はありません。 

(難しいパスワードを設定すると、毎回の入力が面倒です)

またメールアドレスの入力を求められます。

このメールアドレスは、サイト内でメールを送信した際に使用するアドレスです。

例)お問い合わせフォームから送信されたメール

送受信できた方が動作確認をしやすいので、普段から使っている物を使用してください。

設定したからと言ってLocalから迷惑メールが送られてくることはありません。

 ユーザ名とパスワードを設定する

設定が終わると、overviewの画面へと移行します。

これでサーバの設定が完了しましたので、WordPress の管理画面へと入ってみましょう。

画面左上にある「ADMIN」をクリックすると、ブラウザが自動的に起動し、ログイン画面が表示されます。

LocalでWordPressの設定を終えた状態

 場合によってはWindowsのユーザアカウント制御が入りますので、許可を行ってください。

Windowsのユーザアカウント制御の選択

 ログイン画面へ移行したら、先ほど設定したユーザ名とパスワードを入力すれば、管理画面へと移行します。

WordPressでログイン情報を入れてログインする

 

WordPressで最初に行うべき3つの設定

ログインして最初に思ったのは「うわぁ、英語だorz」でしょうか。

苦にならない方はそのままで良いと思いますが、これから長く付き合っていくにあたり日本語にしておいた方が気楽になりますので、日本語表記にしましょう。

「Setting」を開きます。

WordPressのメイン画面

 設定値を以下の通りに変更していきます。

  • Site Language:日本
  • Timezoon:Tokyo
  • Date Format YYYY-MM-DD(任意)

 WordPressの初期設定を行う

 設定を切り替えたら、「Save Changes」をクリックして下さい。

画面が切り替わると日本語表記になっています。


お疲れさまでした。

これでWordPress を使う環境が整いました。 

 

最後に

今回はWordPressをローカル環境で使用する方法について紹介しました。

ローカル環境で使用するには幾つかの方法があり、それらにはメリットとデメリットがあります。

 

中でも操作しやすいのがLocalなので、Localでローカル環境を構築する方法を説明しました。

LocalでWordPressにログインすると初期設定では英語表記で、タイムゾーンも日本にはなっていません。

なので最初に言語設定とタイムゾーン設定を行う必要があります。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

今回の記事はいかがだったでしょうか?

もし今回の記事が良かったと思った方や評価したいと思った方は、コメントを残して頂けると嬉しいです。

また、私はパソコン以外にも記事を書いていますので、そちらも読んでいただけると幸いです。

2020/09/19

MPLAB X IDE の日本語が文字化けしないようにする方法

 MPLAB X IDEで開発していると、コメントアウトした日本語が文字化けしていませんか?

 

プログラミングをやっていると、開発途中に気付いたことや忘れてはいけないことがどうしても出てきますよね。そんな時、僕たちはコメントアウトで注記を記載していきます。

時間が経ってからプログラム全体を見返すと、もう忘れてしまっている設定やコマンドがいくつも出てきます。「コメントを書いておけばよかったな」なんて思いを何度も噛み締めていると、自然とコメントアウトを書いていくようになるはず。


もしも、大切なコメントが全部文字化けしていたら、落ち込みますよね。

僕の場合、MPLAB X IDEで組み込みプログラミングをやっていた折、1日かけて記載していった全てのコメントが文字化けしてしまいました。その日はとてもやる気が起きずに、そっと開発環境を閉じて、ぼんやりと空を眺めていようと心に誓いました。


文字化けが起きないように設定をしない自分に問題があるのは理解していますが、僕以外の方々にそんな悲しみを背負ってほしくないです。

なので、今回はMPLAB X IDEで日本語の文字化けが起きないようにする対策について紹介します。

 

MPLAB X IDE の日本語文字化け対策

  1. 新規にプロジェクトを作成する場合

    "File"タブにある"New Project"から新規にプロジェクトを作成していくと、以下の順序でダイアログボックスが進んでいきます。
    • Choose Project
    • Select Device
    • Select Header
    • Select Plugin Board
    • Select Compiler
    • Select Project Name and Folder

    プロジェクトの名前や保存先ディレクトリを設定する"Select Project Name and Folder"の段階で、日本語が文字化けしないエンコーディングを設定できます。

     "Encoding" を "Shift_JIS" へ切り替えてから(画像だと赤枠部)、finishして下さい。



  2. 既存のプロジェクトの場合

    Projectのプロパティを選択し、"Project Prperties"を開いてください。

    "General"の項目を選択して下さい。

    "Encoding" を "Shift_JIS" へ切り替えてから(画像だと赤枠部)、OKして下さい。





  3. プロジェクト作成の度にやりたくない場合

    "Tools"タブの"Options"を選択して下さい。

    開いたOptionsフォームで"Embedded"を選択し、"Generic Settings"タブを選択して下さい。

    "Default Charset"を"Shift_JIS"へ切り替え、OKして下さい。



 

まとめ

今回は MPLAB X IDE でコーディングをしていく際、日本語が文字化けしてしまう問題への対策について紹介しました。

日本語表記が出来るCharset "Shift_JIS"です。

新規にプロジェクトを作成する場合、プロジェクト名や保存先ディレクトリを決定する"Select Project Name and Folder"の段階で"Encoding"へ "Shift_JIS" を設定します。

既存のプロジェクトの場合、Projectのプロパティを開き、"General"の項目にある"Encoding"へ"Shift_JIS"を設定します。

Charset をデフォルトで"Shift_JIS"にする場合、"Tools"タブから"Options"を開き、"Embedded"の"Generic Settings"タブにある"Default Charset"を"Shift_JIS"にします。


これでもう日本語が文字化けしなくなります。

いつ見返しても良いように、大切なコメントをたくさん書き入れましょうッ!

 

2020/09/16

C# でシリアル通信! オブジェクトの追加を忘れずにねッ

 「あちこちのサイトでserialPort1って変数が急に出てきているけど、どうして?」

 

最近、C#でプログラミングを行うのが多くなってきました。その折、パソコンとある機器を接続する為にシリアル通信を行わなければならなくなりました。

色々と機能を使用したいなって思い、C#でシリアル通信のプログラムをコーディングしていく最中に呟いてしまったのが、最初の言葉です。

 

現代は物とインターネットを繋ごうって言うIoTの時代です。IoTよりも古いRS-232Cなんて、もはや化石と言っても良いレガシーな話です。とはいえCOM番号を調べれば単純に接続出来るシリアル通信は、機器の機能として持っていれば便利です。。だから、産業機器を扱う工場系ではいまだに使われているところも多いそうです。

 

かくいう私も必要になってしまい、色々と調べ上げてC#でシリアル通信を行いました。せっかくなので調べ上げた成果をこの場で紹介しようと思います。

 

C#でシリアル通信を行うには、オブジェクトを追加しよう


フォームのデザインを行うタブへ切り替え、ツールボックスの検索で"serialPort"と入力して、検索を実施して下さい。

 

 

 

 

 

 

検索を行うと「すべてのWindowsフォーム」欄に"SerialPort"が出てきますので、これをダブルクリックしてフォームへ追加して下さい


フォーム下部に表示された"serialPort1"がシリアル通信を行う為に追加されたオブジェクトです。この"serialPort1"に対して接続に必要な設定を行う必要があります。


 

 

ではプログラミングに移りましょう。Let's start Coding!!


シリアル通信の設定

 COMポートを用いたシリアル通信では、大まかに以下の設定を行う必要があります。

  • COM Ports
  • BaudRate
  • DataBits
  • Parity
  • StopBits 


パソコンと接続したい機器の通信仕様を確認ください。

今回、紹介するプログラムの例では以下のようにしようと思います。

  • COM Ports COM3
  • BaudRate 9600
  • DataBits 8
  • Parity None
  • StopBits 1

 

実際のコーディングはこちらです。ボタンクリックなどから呼び出します。

private void SerialPortOpen()
{
serialPort1.BaudRate = 9600;
serialPort1.Parity = Parity.None;
serialPort1.DataBits = 8;
serialPort1.StopBits = StopBits.One;
serialPort1.PortName = "COM3";
serialPort1.Open();
if( serialPort1.IsOpen != true ) { MessageBox.Show("接続失敗"); }
}
 

ではさっそく、一つずつ解説していきます。

  • serialPort1
    フォームに追加したオブジェクトの名前です。追加したオブジェクトの中身を設定していますので、フォームに追加したオブジェクト名と一致させて下さい。

  • serialPort1.BaudRate
    BaudRate の設定項目です。整数値で指定してください。

  • serialPort1.Parity
    Parity の設定項目です。この項目は定数があらかじめ設定されているので、そちらを利用したほうが良いです。定数は以下となります。
    • none:System.IO.Ports.Parity.None
    • 奇数:System.IO.Ports.Parity.Odd
    • 偶数:System.IO.Ports.Parity.Even
    • mark:System.IO.Ports.Parity.Mark
    • スペース:System.IO.Ports.Parity.Space

  • serialPort1.DataBits
    DataBits の設定項目です。整数値を指定してください。

  • serialPort1.StopBits
    StopBits の設定項目です。この項目は、Parity同様に定数があります。定数は以下の通り。
    • none:StopBIts.None
    • 1:StopBits.One
    • 1.5:StopBits.OnePointFive
    • 2:StopBits.Two

  • serialPort1.PortName
    シリアル通信を行うCOM番号の設定項目です。文字列で指定します。

  • serialPort1.Open();
    シリアルポートをオープン状態にします。

  •  if( serialPort1.IsOpen != ture )
    serialPort1.IsOpen はシリアル接続の状態をbool型で返してくれます。
    • 接続状態:true
    • 接続失敗:false


最後に

無事に接続出来ましたか?

今回はC#によるパソコンと機器のシリアル通信の方法について紹介しました。

C#によるシリアル通信ではまずフォームにシリアル通信のオブジェクト"serialPort"を追加する必要があります。 そしてオブジェクト"serialPort"に対し、設定を行います。

行うべき設定は①COM Ports, ②BaudRate, ③StopBits, ④Parity, ⑤DataBits。設定する際には型を揃える必要がありますが、あらかじめ定数が設定されている項目もあるので、そちらを利用したほうが間違えが起きません。

シリアル通信の設定を終えたら、Open()関数でCOMポートを接続状態にします。本当に接続出来たかな? と確認する場合にはIsOpenで調べれば true or false で判断が出来ます。


絶対にオブジェクト"serialPort"をフォームへ追加して下さい。さもないと私のように頭をひねる展開が皆さんに訪れてしまうかもしれません。

 

最後まで読んでいただき、有難う御座いました。

 

エラーコード 0089002D を解決する方法【 TVチューナー:PIX-DT012 】

こんにちは、Akira(Type-EDGE)です。 先日、パソコンに接続したテレビチューナーが正常に動作しなくなってしまった為、修理してほしいという案件をいただきました。 「パソコンでテレビを観る人って、本当に存在するのですね」と本音を漏らしかねましたが、最終的に映像と音声を出力...